高齢者の増加によって今後認知症の方がさらに増えることが予測されています。認知症では早期に発見することによって、もの忘れや日常生活動作の障害といった症状を遅らせるための治療や、進行のリスクとなる生活習慣病に対しての治療を受けることができます。しかし現在のところ認知症が進行して問題が生じてからの事後的な対応になっているケースが多いのが実状です。そのため国でも省庁横断的に認知症対策として行っている取り組みのなかで、平成27年度から認知症初期集中支援事業が創設されています。青葉区でも平成28年度から横浜総合病院に初期集中支援チームを設置して、認知症が疑われる方を円滑に医療や介護に導く活動を開始することとなりました。メンバーは認知症専門医3名、看護師2名、作業療法士3名、精神保健福祉士1名、社会福祉士1名で構成されています。
(参考)認知症初期集中支援チームについて
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12600000-Seisakutoukatsukan/0000035310.pdf